カンイッキ(一斗缶フタ切り)の修理部品製作

上記画像はカンイッキという一斗缶のフタを切り作業ができる製品です

毎日大量に切る作業をすると、ある部分の部品に負荷がかかり曲がり、擦れて切れてしまう現象が起きます

当社ではこのカンイッキ製品の使用はしていませんが、ある日、直して欲しいと連絡が入り対応しました

ある部分の部品というのが、下記の矢印部分「ジョイント」になります

本体の後ろ側になりますが、本体下部と上部上下にスライドする持ち手を接続している役割ジョイントになります

ジョイントはパイプを使用していて、両サイドを潰して穴があいています

両サイドは潰しているといってもぴったり潰れていないので、これでは擦れて切れてしまうと思われます

下記画像3番目がジョイント製品で、左部分の穴が擦れすぎて切れています

1,2番目はこれから代用品製作にあたり長さを調節し、両サイドに穴をあけて仕上げます

本社での見解は、わざわざパイプを使わなくてもいいのだと思うので普通の厚めの板で代用する形にしました

依頼された企業様によると、修理部品がないので破損いしたら本体を買い替えていたみたいです

本体の製品が約5万円なので、壊れるたびに替えていたらとってもじゃないけど経費がかかり大変だと思います

本社ではちょっとした部品も代用して製作しています