弊社の所有するプレス機械19台の中で、500トンが1番能力の高いプレス機械になります
500トンプレス機械の下のクラスだと200トンプレス機になってしまう為、材料板厚が厚い物や製品が大きくなるとどうしても200トンでは力が足りず抜けなくなってしまう事が起こります
500トンプレス機を活用することで、金型を2型製作しなければいけない所を1型で製作することも弊社では可能です
例えば、穴あき製品を抜くのにプレス機の能力不足だと、BL型、PI型と金型が2型必要になりますが、能力が充分であるプレス機で加工すれば、BL-PI型のみ金型が1型で済みます
1型分のコスト削減と1加工分のコスト削減に繋がります
上記の写真は実際に500トンプレス機械で抜いた製品です
①番の製品はBL-PI型と1型、1工程で加工しています
材質がステンレスで直径約270mmあるので、さすがに 200トンプレス機では 能力不足で抜けません
②番の製品はBL型、PI型と2型で2工程で加工しています
材料板厚がt10.0mmで製品自体の外径と穴との幅がないので、2型に分けています
この製品も200トンプレス機では穴無しのBL型でも抜けません
以前、300トンプレス機を所有している会社へ外注に出していた時も、途中から抜けなくなってしまいました
金型の刃のキレが悪くなると300トンプレス機でも抜けなくなってきてしまいます
こういった現象は金型にも良くないし、プレス機械にも良くないと思いますので、十分な能力のあるプレス機械で加工することをおすすめします
弊社ではプレス機械が19台と、東京都大田区内では多い方です
プレス機械の台数が多いと金型の取り外しが1回で済みますので、時間短縮にもなりますし単発に入った仕事もあいてるプレス機械でやれば、急ぎ対応(短納期)も可能です
何かお困りの際は、お気軽にお問い合わせ下さい